儲かっていなかった時には、「儲かったら税金を支払うのは当たり前!」と思っておられた経営者の方も、実際に事業が順調に進み、利益が出てしまった時には「何とか税金を少なくして、会社の留保や自分の取り分を増やしたい。」と考えるのは人として普通です。
今までお会いした経営者の方の多く(ほとんど全員)はそのように考えられれています。
しかし、ここで脱税をしてしまうと犯罪者となり、税務署から追われる立場となります。
もちろん少額であればそんなことはありませんが、それにしても脱税は賢い選択とは言えません。
一言で会計といってもいろんな内容があります。誰のために行う会計なのか、又は誰から見ての会計なのか、という点です。
通常一般的に言われる会計は、中小企業の場合には税務会計であり、上場会社の場合には企業会計(有価証券報告書や会社計算書類を作成するための会計)です。
しかし、会計の役割で重要なことはこの他にもありますので、若干説明します。
オーナー経営者の方の悩みは将来の事業承継でしょう。
ご子息がおられて、その方が事業を承継してくれるのであれば、現在の株式を上手に承継することが一番の目的となると思います。もちろん、そのご子息の実力も問題ですが。
世の中の経営者の方は同じような問題を抱えておられるのですが、その問題を経営者の友人同士で共有し、みんなで問題解決しようとは考えておられないように思います。
そんな時、ご相談いただけると、いろんな事をお聞きして割に客観的な意見を言えるのだと思います。
ご子息など親族の後継者がいない場合、会社の今の役員・従業員(親族ではない)に残すべきなのか、それとも第三者に渡してしまうのが良いのか・・・相当の悩みどころだと思います。 でもその時に、いろんな選択肢と知識がないと検討する内容も限られてしまいます。
そんな時、企業買収等で多数の経験がある私たちであれば、様々な選択肢と知識を経営者の方に授けることができます。 その選択肢の中で、その会社・経営者のポリシーなどに最も合った方法を選べば良いのです。
今まで会社や病院に勤務されていた方が起業・開業する場合、従来の経験では全くわからないことがたくさんあることに気が付きます。
例えば、会社の設立、資金の調達方法(銀行借入等)、社会保険への加入手続き、事業計画の作成方法、決算書の作成方法等々です。
ご安心下さい。我々はこれらの諸業務を行うために存在しています。
諸雑務は我々に任せて、事業活動に注力して下さい。